医師になりたいと言い始めたあの頃
小学生の頃、わが子が「医師になりたい」と言い始めたとき、
正直に言えば、私はあまり本気にはしていませんでした。
「夢のひとつ」として応援しつつも、
それが将来の進路に直結するとは考えていなかったのです。
そんな中、「地元の公立中高一貫校を受験したい」と子どもから言われたとき、
はじめてその言葉に、意志と行動が伴っていることを実感しました。
それまでまったく中学受験を考えていなかった私たちは、
家庭全体で慌ただしく準備を始めました。
結果として合格し、入学後の「将来の夢を語る授業」で、
本人は迷いなく「医師になりたい」と発言していたそうです。
それを聞いて、私ははじめて、
「この子は本気で医師を目指しているんだ」と受け止めるようになりました。
家庭学習を選んだ理由
子どもが「医師になりたい」と本気で考えているとわかったとき、
親として「できる限りのサポートをしたい」と強く思いました。
とはいえ、すぐに塾に通わせるという選択は取りませんでした。
わが子自身が「塾には行かず、自宅で勉強を進めたい」と考えていたからです。
もちろん、塾に通うことにはたくさんのメリットがあります。
体系的な指導、受験情報、環境づくり――
どれも受験勉強には重要な要素です。
けれども同時に、
- 家族との時間が減ること
- 勉強の主導権を他人に預けること
- 自ら学ぶ姿勢を育てにくくなること
といった側面も、私たちは感じていました。
わが家では、子どもがまだ中学生のうちは、
勉強だけでなく、生活や心の成長も大切にしたいと考えてきました。
だからこそ、塾に頼るのではなく、
家庭という場所で、親子でともに取り組む「二人三脚」の学び方を選びました。
親である私も、ただのマネージャーではなく、
一緒に勉強をする“仲間”として学び直しに取り組みます。
このブログを通して伝えたいこと
このブログは、わが家の受験挑戦の記録として始めました。
うまくいくことばかりではないと思います。
ときには親子でぶつかることもあるかもしれません。
けれど、「一緒にやっていく」と決めたからこそ、
その過程を丁寧に記録していきたいと思っています。
この記録が、未来の自分たちにとっての道しるべになり、
そして、同じように家庭で学びを支える方々の参考や励みになれば――
それ以上にうれしいことはありません。
受験までの数年間を、ただの「勉強の時間」ではなく、
親子で人生を考える大切な時間として重ねていけたらと思います。